川喜田半泥子
大福菓子鉢
共箱
KAWAKITA Handeishi
Bowl
商品コード / Item number: 16233
高さ / Height (cm): 8.6
径 / Width (cm): 21.6
川喜田 半泥子KAWAKITA Handeishi
- 1878年 大阪府生まれ。
- 1979年 川喜田家16代当主となる。
- 1903年 百五銀行取締役就任。
- 1909年 津市会議員。
- 1910年 三重県会議員。
- 1919年 第6代頭取となる。
- 1930年 財団法人石水会館を設立。
- 1933年 千歳山の自宅に築窯。作陶を開始。
- 1942年 からひね会を作り「陶陽」「豊蔵」「休雪」らを支援。
- 1945年 自宅に千歳文庫を建設。のち広永へと移転。
百五銀行会長になる。
- 1950年 相談役になる。
- 1955年 千歳山に住まいを移す。
- 1963年 逝去。
- 200年以上歴史を持つ伊勢の豪商に生まれ1歳で当主となります。
本業は百五銀行第六代頭取他数々をこなした希有の実業家です。
40歳で作陶を開始し陶芸の黄金期と言われる「桃山時代」を目指します。その作風は半泥子の人柄そのままで、おおらか、自由奔放。数々の秀作を生み出し、作品は生涯に一度も売ることはなかったといわれています。号は「半泥子」の他に、「無茶法師」「其飯(そのまま)」。
今もなお偉大なる趣味人として人々を魅了しています。
- 本作は、半泥子によって「大福菓子鉢」と箱書されています。茶方でいう大福茶(おおふくちゃ)とは新しい年の無病息災を願って、元旦にお茶を飲む風習。楽の歴代当主なども「大福茶碗」を制作しています。
このことから「大福菓子鉢」とは正月に用いる鉢という意味だと思われます。勿論お菓子の大福を盛っても良いと思います。