11代 楽 吉左衛門(慶入)
松之絵盃
共箱
RAKU Kitchizaemon XI (Keinyu)
Sake cup
商品コード / Item number: 16726
高さ / Height (cm): 2.8
径 / Width (cm): 10.9
高台内に印「楽」
十一代 楽 慶入 Raku Kichizaemon 11th
- 1817年 京都府亀岡市千歳町国分の酒造家小川直八の子として生まれる。
- 1845年 十一代吉左衞門を襲名。
- 1871年 剃髪隠居して慶入と号する。
- 1902年 逝去。
- 婿養子となり楽家に入り、その作陶歴は75年にも及びました
しかし時代は、明治近代制への移行の頃にあり、茶陶が廃れた頃でもありました。苦しい中でも慶入は、時代の変化に応じ、楽家の伝統も守り続けながらも、茶碗以外にも多様な作品を残しています
技術力と天性のセンスに裏付けされた作品は詩情的でもあり見る者を惹きつけ、今も名工と謳われています。
- 木製や蒔絵をほどこされた盃に見られる引盃と呼ばれる形状でやや浅めの盃。慶入の盃は製作数も少なく見かけることも少ない。吉左衛門時代の1871年以前の作でおよそ150年前の作品。