金重陶陽
備前徳利-2
共箱
KANESHIGE Toyo
Sake Flask
商品コード / Item number: 16224
高さ / Height (cm): 12.8
径 / Width (cm): 7.8
底部に銘「と」
金重 陶陽KANESHIGE Toyo
- 1896年 窯元・金重楳陽の長男として備前市伊部に生まれる。
- 父の楳陽に陶技を学び、 のち桃山備前の研究に取り組む
- 1942年 川喜田半泥子、荒川豊蔵、十代休雪と「からひね会」結成
- 1952年 北大路魯山人の依頼で北鎌倉に備前窯を築窯。
- 1956年 重要無形文化財(備前焼)保持者に認定。
- 1964年 ハワイ大学に招かれる。
- 1967年 71歳で逝去。同日、勲四等旭日小綬章受章。
- 桃山時代の備前の復興にとりくみ、「備前焼中興の祖」と呼ばれました。今なお絶大な人気を誇る名工です。
- 本作は陶陽の長い作陶歴のなかでも昭和26年作だけに用いられたといわれている「と」とひらがなでサインが入れられている大変希少な作品。翌年昭和27年には北大路魯山人が来訪し、大きな影響を受けたのであろうサインを魯山人の「ロ」に倣い「ト」と改めている。