初代 宮川(真葛)香山
乾山写 社頭松盃
共箱
MIYAGAWA(MAKUZU) Kozan 1st
Sake cup
商品コード / Item number: 16139
高さ / Height (cm): 3.2
径 / Width (cm): 5.5
高台内に印「真葛」
初代 宮川(真葛) 香山MIYAGAWA(MAKUZU) Kozan 1st
- 1843年 京都真葛が原で宮川長造の四男として生まれる。
- 1861年 父・兄亡き後初代香山となる。
- 1866年 幕府から御所献納の品を依頼されるようになる。
- 1868年 大茶人・伊木三猿斎忠澄公の招きで備前虫明に赴き、
- 虫明窯の指導。
- 1870年 横浜に移り窯を開き横浜真葛焼を始める。
- 1876年 フィラデルフィア万博に出品。
- 1880年 釉下彩を用いた中国清朝陶磁の写しを制作。
- 1896年 帝室技芸員に任命。
- 1916年 75歳逝去。
- 父が得意とした色絵陶器や磁器を制作し、幕府から依頼されるまでになる。
横浜では、欧米で流行していた薩摩焼を研究。
「高浮彫(たかうきぼり)」という技法を新たに生み出す。
35歳、フィラデルフィア万国博覧会に出品された高浮彫の真葛焼は多くの国から絶賛され真葛焼の名が広まる。
2代香山に窯の経営を任せ、自らは清朝の釉薬を研究。さらに新たな技法を生み出し、その技術は輸出産業となり海外で「MAKUZU WARE」として今もなを人々を魅了し続けています。
- 本作は1908年(明治41年)の勅題(宮中歌会始めの天皇が出題する御題)社頭の松を描いた作。100年以上前に制作されたにもかかわらず共箱も有り希少な初代香山作のひとつ。