西岡小十・荒川豊蔵 合作
絵唐津茶碗
月に雁の絵 自筆 九十寿 斗出庵
共箱
NISHIOKA Koju and ARAKAWA Toyozo
Tea bowl
商品コード / Item number: 16123
高さ / Height (cm): 8.8
径 / Width (cm): 12.4
西岡 小十NISHIOKA Koju
- 1917年 佐賀県唐津市に生まれる。
- 1953年 小唐津再現のため古窯跡の発掘を始める。
- 1971年 小山冨士夫より指導を受ける。
- 割竹式登窯を開窯「小次郎窯」
- 1981年 小十窯開窯(命名・荒川豊蔵)
- 1999年 石川県辰之口町に加賀唐津「辰之口窯」開窯。
- 2006年 89歳で逝去。
- 古典技法である絵斑唐津・梅華皮(かいらぎ)の復元に成功。
小山冨士夫・荒川豊蔵・藤原啓とも深い親交があり大きな影響を受けています。
無所属のため無冠でしたが小山冨士夫は「古唐津の神様」と称しています。
荒川 豊蔵ARAKAWA Toyozo
- 1894年 岐阜県多治見市生まれ。
- 1922年 宮永東山の東山窯の工場長になる。
- 1927年 北大路魯山人に招かれる。(星岡窯)
- 1930年 大萱牟田洞で桃山陶片発見。
- 1933年 大萱に窯を開く。
- 1942年 からひね会結成。
- 1946年 虎渓山に水月窯開く。
- 1955年 重要無形文化財保持者(志野・瀬戸黒)に認定。
- 1971年 文化勲章受賞。
- 1985年 91歳逝去。
- 桃山時代の志野,瀬戸黒,黄瀬戸の古窯址群を発見。 古志野、瀬戸黒の復興に力を注ぐ。昭和を代表する名工。
斗出庵、無田陶人と号する。
- 本作は荒川豊蔵が没する前年1984年に制作された茶碗。晩年期の豊蔵は交流の深かった小十の窯を訪れ現地で制作しており、この茶碗のそのおりの一碗である。